音楽は好きでも演奏なんてしない人、何か楽器ができたらなと思ったことはありませんか?
楽器って上手に演奏できなくても、さまざまな面で人生の幅を広げてくれるものです。
そう言われても何をやったらいいかわからないよという人のために、オススメの楽器を考えてみました。
気軽に始められるポイント
- 1. 演奏の容易さ
- その楽器を極めようとするなら簡単な楽器などありません。
でも、『気軽に』始めようと思うと、すぐに音が出るに越したことはないです。
- 2. 楽器の入手の容易さ
- 最低限、正確な音程で楽器としての使用に耐えられるものかどうか。
- 3. 費用
- 楽器の購入費用、弦やリードの消耗品の費用、調律や調整代など。
- 4. 可搬性・収納性
- 運搬にクレーンやトラックが不可欠な楽器もありますし、ピアノだって床の補強が必要になることも。
- 5. 音量の大きさ
- 音を出してる本人にとってどんなにいい音でも、他人にとっては騒音になり得ます。
その点で音量の大きな楽器は音を出す場所やかんきょうにきをつかいます。
- 6. 楽譜の入手はしやすいか
- 独習独学の場合、教則本や曲集があるとないとでは大きく違います。
- 7. 演奏人口の多さ
- 先生についたり、サークルなどの仲間が多いと何かと心強いです。
リコーダー
バロックの時代の花形楽器です。義務教育で吹いたことのある人がほとんどじゃないでしょうか。実はキーメカニズム無しで半音階を吹ける奇跡の管楽器でもあります。素朴で素直な音でクラシックから歌謡曲、民族音楽もこなします。NHK教育のピタゴラスイッチのテーマや孤独のグルメのバックでジャズっぽく鳴っているのもリコーダーですね。
- 1. 演奏の容易さ
- ご存知の通り吹けば鳴ります。指使いもそれほど複雑ではありません。
- 2. 楽器の入手の容易さ
- 楽器は手に入りやすいです。フリーマーケットでもよく売られています。
実家の押入れに何本か眠ってませんか?
- 3. 費用
- 楽器屋さんに行けば、質の良い樹脂製のものなら二千円台、木管でも3万円前後から売られています。樹脂製ならば維持費もほぼかかりません。
- 4. 可搬性・収納性
- 一般的な通勤通学バッグになら入ります。アタッシュケースにだって入るでしょう。
- 5. 音量の大きさ
- 音量も大きくないので、練習場所にも困りません。
- 6. 楽譜の入手はしやすいか
- 少し探せば様々なジャンルの楽譜が手に入ります。
- 7. 演奏人口の多さ
- 街の音楽教室やカルチャースクールで教わることができます。リコーダーアンサンブルなどの同好会もたくさんあるようです。
ウクレレ
なんだかとてもトロピカルな雰囲気ですが、ハワイアンでも弾き語りでもソロでも行けちゃうスゴイ楽器です。映画『フラガール』のBGMでもかっこいいウクレレを聞くことができますね。
- 1. 演奏の容易さ
- 弦楽器の中では弦のテンションが弱いので抑えやすいです。弦の数も4本と少なめです。
- 2. 楽器の入手の容易さ
- 大きめの楽器屋さんにはまずおいてあります。通販でも扱っているお店がたくさんあります。ウクレレに関していえば、安くて使えないオモチャと安くても使える楽器の見極めが難しいです。
- 3. 費用
- ウクレレ本体に関していえば、安くて使えないオモチャと安くても使える楽器の見極めが難しいです。最低でも1万円ぐらいからのものにした方がいいです。弦も1セット500円〜1500円くらいです。そんなに頻繁に変える必要はなさそうです。
- 4. 可搬性・収納性
- ハードケースに入れても大した荷物にはなりません。旅行やレジャーに持って行ってもOKですね。車の中でも演奏できます。
- 5. 音量の大きさ
- それほど大きな音が出るものではないです。
- 6. 楽譜の入手はしやすいか
- ハワイアンやポップスの弾き語りからジャズやクラシックのソロまで、いろんな楽譜が出版されています。
- 7. 演奏人口の多さ
- 教えている音楽教室はかなり多い印象です。街でウクレレを背負っている人も良く見かけます。
まとめ
いかがでしたか?
今回の条件を一通りクリアできそうなものだとこうなってしまいましたが、新しく楽器を始める参考になったら嬉しいです。